そろそろ出さねば・・

雨水(うすい)の頃には、暦の吉日を選んで晴れた日の午前中、祖母と母が
押入れから雛人形を出すのが、子供の頃の慣わしでした。

雛人形の顔に被せた和紙を取り除くと、穏やかな顔の内裏雛や三人官女などが
次々と現れます。樟脳の香りがほんのりとしました。
そうそう!乾燥させた赤とうがらしなども、虫除けに入っていましたよ。
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                    ----- 新しい器です-----

ぼんぼりやお道具などを出して、緋色の毛氈が敷かれると、特別な日という気分がしたものです。
着物を着て嬉しそうに笑っている、私の写真も残っています。

江戸時代の川柳に

十軒で乳母がみつける里の母

というのがあるそうですが、江戸の雛市で、子供そっちのけで雛を選ぶ里の母を風刺した
ものまで現れたのだとか。
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ご他聞に漏れず、我が家も長女が生まれた時から、雛人形選びを義母と母が
早い段階から楽しみにしていました。

次女が生まれた時には、収納のこともあって(私の雛人形もあるので)この市松人形に
なりました。次女が幼い頃から
「このお人形はね、〇〇ちゃんをを守ってくれるのよ」
と、言って聞かせていましたが、恐がって近づこうとしません。
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                 ----- ソフトレンズ加工してみました-----

「私はママの雛人形を貰う」
が、口癖でしたが、今はどう思っているのでしょうね・・。
しばらく雛人形を出していなかったので、そろそろ準備しなければ。
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               ---- ひと月前に撮ったものです(^^ゞ----

*雨水とは、二十四節気の2月19日頃をさし「この先は雪ではなく雨が降る」という意味で
この日を目安に農耕の準備を始めたそうです。
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by precious-komi | 2007-02-18 22:20 | 日々